
暑い夏も去り、ここちよい風の吹く9月、
韓国のお茶を訪ねて韓国・宝城(ポソン)まで1800マイルの旅へ
出かけてきました。
今回の目的は、韓国ドラマ「夏の香り」のロケ地にもなった
風光明媚な茶畑広がる、片田舎の風情を残す「宝城(ポソン)」
へ韓国のお茶を訪ねること。
宝城は、朝鮮半島の南に位置し、比較的温暖な気候であること
から、茶の生産に適した地であり、韓国三大茶園のうち韓国
最大規模を誇る茶産地となっています。
ソウルからKTX(新幹線)とバスを乗り継ぐこと約5時間、強行の
日帰り旅行となりました。
夕刻ソウルに着いた1日目は、仁川国際空港のKTXカウンター
で、キップを購入後、ソウル市内に入り、翌日の宝城日帰り
旅行にそなえ早めに就寝。
2日目、早朝4時半起床、ソウル・龍山(Yongsan)駅よりKTX
231(5:25発)に乗り、終点、光州(Gwangju)(8:17着)まで
行きました。
光州よりバスに乗りかえ、ハイウェイを通って、宝城(Boseong)
まで行きます。宝城に近づくにつれ、のどかな田舎の雰囲気を
残す景色が広がっていきました。そして、山道を通って、宝城
バスターミナルに到着。
ゆったりと時間の流れる、のどかな風景、旧盆の時期とあって、
帰省客がちらほら大きな荷物を下げて、故郷の家路に向かう
光景をながめていると、いつまでもここに佇んでいたい気分に
なりました。
ターミナルよりタクシーに乗って、いざ、茶畑のある山の中へ。
タクシーで15分ほど行くと、ロケ地となった茶畑のある山の
入り口に到着。山の清涼感あふれる、ひんやりした空気の中
杉並木を通って、奥にある茶畑へ向かいます。
歩みを進めていくと、大韓茶園の看板が掛かった門が、見えて
きました。
門を入って、アプローチにそって奥に行くと、正面に土産物店
とお茶の試飲場の建物があります。
お茶の試飲場では、1000W(約100円)で、お茶を飲ませて
くれます。さっそく、韓国のお茶がどんなものか試しました。
うーん、第一声が、「なんか、なつかしい味。」
昔飲んだことのある、日本では、もう味わえなくなったような
遠くなつかしい味というのでしょうか。
おそらく、釜炒り緑茶でしょうか?
お茶特有のツンとした清涼感に満ちた香りが強く、素朴で
香ばしいけど、あっさりとしてのど越しが、まったりかつ
すっきりとしていて、何倍飲んでも、胃にもたれることはない
ような感じのするお茶でした。
そして、いよいよ茶畑へ。
建物の奥に広がる山の斜面一面には茶畑が逆円すい形に
広がっていました。
まるで緑のじゅうたんのようでした。
脇にある杉並木を通って、茶畑の頂上まで行きます。
途中、お茶の清涼感あふれる香りが、風と共に運ばれて
ひじょうに心地よかったです。
茶畑の脇にあった小さな崖の岩肌が見えていたので、
見てみると、赤土でした。
この茶畑も、赤土なのでしょうか?
地形的には、山の斜面を利用し、脇には清らかな小川が
ながれ、茶の栽培に適している感じでした。
茶の樹に関しては、樹勢は、小ぶりで、葉は小さく中国種
のようです。きれいに刈り込みされてはいましたが、ところ
どころに芽ののびた箇所があり、また、畝間には、雑草の
生い繁った箇所も見受けられ、手入れが徹底されていない
感じがしました。
おそらく、この茶畑は、観光茶園の趣きが強いようです。
実際の産業茶園までは見学するには至りませんでした。
また、茶の製造工場も付近には見当たりませんでした。
実際に飲んだ感じは、釜炒り茶のようでしたが、製造
工程を見学し、確認したい気もしました。
日本に似ているようで、すこし違う趣きの漂った景色に、
もしかしたら日本も昔はこんな感じだったのだろうか?
と、思いを馳せる茶畑でした。
化学肥料が発達し、茶樹自体のパワーが少しなくなった
ように思える日本の茶畑と違い、茶の樹自体のパワー
を感じた韓国の茶畑でした。

2005/9/15
〜9/17










大韓茶園−Daehan Tea plantation
Address: #1291 Bongsan-ri Boseong-eup Boseong-gun
Representative: :Jang Yeongsup
Tel: (061)852-2593
ブログでもデータ紹介しています。









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